
帰ってからしたいことがいろいろ。久々に友達に会いたいし、猫にかまけたいし、美味しいものをたくさんほおばりたいし、ぼんやり映画を見たいし、少年系漫画を一気に味わいたいし、バーゲンにゆきたいし、大原美術館で目当ての絵を見た帰りに蟲文庫に寄りたいし、エルグレコでお茶をするのもいいなあ、ふくやま美術館で開催中の「山本容子のワンダーランド」はアリス好きとしては見ておきたいし、まだ行ったことのないふくやま文学館に寄って鱒二の展示を見たいし、鞆の浦では写真を撮って、あのお店の虫籠窓から差し込む淡い光の中で鯛焼きをゆっくり頂きたいし、尾道でお寺めぐりをしながら、猫に甘い声を出してカメラを向けるのもいい。
時間が欲しい・・・。
東京から福山まで、新幹線で3時間40分。
この間に何を読もうか、それを考えるのは楽しい。読みたいと思って買ってもいざ手に取ると数ページめくって途中でやめてしまった本は結構あるのだけど、本には読むタイミングや出会いがあると思っているから、無理には読まないでいる。
小津安二郎の「東京物語」をようやく見て驚いたのは、東京から尾道は本当に遠かったということ。
東海道線列車 廣島行き 21時発 普通急行安芸 二三等 呉線経由
笠智衆たちが乗った「安芸号」が尾道に着くのはなんと次の日の13時35分。1953年当時はこんなにも時間がかかったとは!寝台列車とも書いてないし、座席にもたれたまま16時間半も耐えるのだろうか。最後まで尾道に残った原節子が乗っていたのも普通の列車のようだったし。。。
ふと思い出して調べてみると内田百間の「第二阿房列車」がちょうどこの年書かれている。この映画が作られたよりもずっと前のような気がしていたからなんだか不思議。百間さん自身がもっと昔に生きていたようなイメージがある。
「第一阿房列車」、実は途中でやめたまま。「阿房列車1号」も読みたいと思っていたけどそのまま放置している。愉快な旅の話を読みながら3時間40分を過ごすのもいいなあと、だんだん思えてきた。明日本屋さんに行ってみよう。
今年の更新はこれで終わり。
ビズのブログというよりほとんど個人のブログになっていて、その辺は自分でもどうかとも思うのですが、ブログという性質上仕方ないかもしれないという気もしています。来年はもっと植物や花に関することを書いていけたらなあと思います。お付き合いいただける方は来年もどうぞよろしくお願い致します。
今年も一年ありがとうございました。
みなさまもどうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
★営業時間のお知らせ★
年末は31日まで、年始は1月4日からの営業となります



メモ
・「サーカスの息子」ようやく読了。想像力に脱帽。おもしろかったー。
・Y平の成長した姿をT子と見る。あの頃は・・と言ってしまう自分はもう年なのだ。
・「マリー・アントワネット」「アダプテーション」「ペネロピ」「東京物語」「毛皮のエロス」
・ 西荻で本屋さんめぐり。ご挨拶。欲しいと思っていた本を2人ともゲット。 「三月の羊」のスコーンはツボ。こうゆうのが作りたいのよ。スコーン狂再熱の予感。
・ 予防接種をしたらM子の家に行く予定☆
・ 年賀状、年始に書きます(もらう気はたっぷり)。ごめんなさい。
・「マリー・アントワネット」「アダプテーション」「ペネロピ」「東京物語」「毛皮のエロス」
・ 西荻で本屋さんめぐり。ご挨拶。欲しいと思っていた本を2人ともゲット。 「三月の羊」のスコーンはツボ。こうゆうのが作りたいのよ。スコーン狂再熱の予感。
・ 予防接種をしたらM子の家に行く予定☆
・ 年賀状、年始に書きます(もらう気はたっぷり)。ごめんなさい。