10.08.2009

メリー・ポピンズはどこまで飛んだ?

帰り、階段を上がって地上にでるとなまぬるい風がぴゅうぴゅう吹いていらっしゃって、姿の見えない金木犀と肉と油のにおいに追いつかれたり追いこしたりしながら今晩の献立を考えていると、味噌が切れていたことをふと思い出し、いつも味噌を買う店でしばらく考えた結果、いつもよりちょっとだけ良い味噌を買ってみた。風にふかれたせいではないか、と後から考える。



長い間気になっていたこの花。名前が分からず、「ラッパ のような 花」で検索してみると、ばっちりひっかかる。ようやく正体が分かってすっきりした。


園芸名でエンジェルストランペット、エンジェルトランペット(Angel's Trumpet)と呼ばれることが多い。花言葉は、愛敬、偽りの魅力、変装、愛嬌。

散る量と咲く量が目に見えて多く、夜になると濃く甘い香りをそこいらに放って、花の名前を知らない人間をネット検索へと導く天使のラッパ。けれど、全ての組織に毒があるようで、一般には毒草として扱われてもいるよう。ラッパを吹く真似で本当に天上に行ってしまう可能性があるのでお気をつけて。

風の強い日には、メリー・ポピンズの話になる。とは言っても、映画の中身についてではなく、行き着く先は、今日のような日に傘をさして飛んだら気持ちよさそうだし、そのまま家にぴゅーっと帰りたいね、というような話。久しぶりの晴れの日に会社にいたらそりゃあね。