6.28.2009

カブト××

見た目が怖いものベストファイヴの生き物をあげるとき、まず、まっさきに思い浮かんでしまうのは・・・

・・・カブトガニ!(カブトガニファンの方、関係者の方ごめんなさい)




「シャネルプラスワン」のマークをもつ岡山県笠岡市が誇る天然記念物。

笠岡駅を電車で通過するとき、うっかりあの剥製を見てしまったときの恐怖・・・。目を閉じても何故かギザギザが強調された茶色の大きなカタマリがしばらく目に焼きついてしまって離れない。しかも、見てもいないはずの裏側の手足?(その部分のリアル画像を見るのが怖くてあの部分がどうなっているのか調べれられない)のイメージがますます私を恐怖に陥れる。
そう、何といっても、怖いのは裏側!
あの剥製は今もまだ飾ってあるのかしら?

小学生の頃に確か遠足か何かでカブトガニ博物館へ行った記憶はあるのだけど、公園に突然姿を現した恐竜たちを見た記憶しか残っていない。その頃は怖がっていなかったように思うし、近所の田んぼの中にいたカブトガニによく似た敏捷な小さな生き物(あれは一体何かしら)を捕まえて無邪気に遊んでいたこともあった。それなのに、気づけば・・・。

けれど、ある本このようなゆるキャラが生まれていたことを知ってびっくり。名前はカブニ君!ゆるキャラブームに便乗して生まれたのかと思いきや、公式HPによると1988年にデザインと愛称を募集して選ばれたそう。ゆるキャラ選手権にも我らがブンカッキーと共に出場してるし!






カブニ君はゆるキャラゆえのちょっとドンくさそうなところや、大まかな特徴を表しながらも曖昧さをもったシンプルな作りのゆるキャラだ。かわいいとはちょっと言いがたいが。。。カブトガニの手足?が阿修羅、いや千手観音のように表現されていないのだから安心して見ていられる。

カブニ君は大きなおめめと真っ赤なお口でスマイルを絶やさない。振り返った瞬間にこう言うのだ。「ほら見て。だいじょうぶ。みんなが怖がっている部分はボクのどこにもないじゃろ?」と。けれど彼を見て一安心している人にこっそりこう付け加える。「でもね、本物にはアレあるけえ。驚かんでね!」



カブニ君のページを見ると、新たなパートナーの誕生を匂わせている。夏に登場予定だそうだからそろそろ発表なのかも。名前もまだ伏せられたまま。
・カブコ?
・カブミ?
・カブエ?

カブニ君のページを見るのが精一杯なので、今回もカブトガニの生態がよく分からないままで終わったけれど、これからもよく分からないままでいる可能性は高い。

このようなワタシタチをどこまで変えれるか。
それが君達の使命だよ。
頑張れカブニ君!カブコちゃん!(仮に名づけさせていただいた)


最後に。
ツールバーにあるグーグルで「カブトガニ」の検索かけると、一体何が候補であがってくるか。どっひゃーーーな結果。「カブトガニ 味」「カブトガニ 料理」「カブトガニ 食用」

・・・。・・・絶句。

興味のある方はどうぞそのまま未知の世界にお進みくださいませ。

6.23.2009

ICE HOTEL

暑い・・・。

夏の夜は好きだけど、それ以外の時間帯に外に出ようものならもう体の芯がぐらぐらっとして、ぼーっとして、今日の夕食は何にしようか、なんだかこめつぶがあまり欲しくなくて、今日も冷たいうどんにしようかという気分になる。
という人、私以外にもいるはず。今日の暑さですでに夏ばてぎみ。。。

そんなときにはこんなホテルが素敵に見える!

スウエーデンの北部にある鉄鉱石鉱山の町キルーナ。その郊外ユッカスヤルヴィにある世界最大のアイスホテル。ここは冬から春にかけて期間限定でオープンする。だから今の時期は存在してないのだけど、写真や映像を見ていると涼んでみたくなる。とは言っても、実際のホテル内の温度はマイナス5℃。かなり寒い!そんなこと言ってられない。外の気温はマイナス25℃!?冬のスウェーデンがどのくらい寒いかなんて想像できない!寒さの記憶なんて夏にはすっかりどこかに飛んでいってしまうものー。

アイスホテルをテーマにしたこの曲も素敵。
Stacey Kent ― Ice Hotel





作詞はあのカズオ・イシグロ


ホテルつながりでこんなホテルもご紹介。キリンと一緒に朝食!
ケニアのナイロビニあるホテル、Giraffe Monor。





暑さはまだこれからが本番。せめて気分だけでも涼しくしていたい・・・。

6.21.2009

クロエの睡蓮

  
(at ZENPUKUJIKOUEN)
 
クロエの肺に咲いた睡蓮はいったい何色をしていたのだろう。と現像から上がった睡蓮の写真をぼんやり見ていて思った。

レーモン・クノーに「現代における最も悲痛な恋愛小説」と言わしめた、ボリス・ヴィアンの「日々の泡」(「うたかたの日々」というタイトルもある)。私たちは3組の恋人たちを通して、愛の散りばめられた世界と残酷で皮肉に満ちた世界を見る。諧謔、ペーソスがミックスされたヴィアンワールドだけれど、そこには美しい花が咲いている。

序文で「物語のいわゆる現実化とは、傾斜した熱っぽい気分で、ムラ多く波だってねじれの見える平面上に現実を投影することだ。」と語っているように、この物語の世界は少しねじれている。そのねじれは、ジャズ・トランペット奏者、シャンソンの作詞作曲者、歌手、俳優として、また小説家、戯曲家・・・として過ごしたヴィアンの人生とリンクしているようにも見える。
物語は、甘いイメージの重なりの中に(例えば、台所に住むハツカネズミは日光が真鍮の栓にあたる衝撃音にあわせて踊るのが好きだったり、シナモン入り砂糖の匂いのする雲が降りてきてコランとクロエを包んだりする)、お金と労働、病気、死の現実が次第にはっきりと現れるようになり、彼らを追いつめていく。クロエの部屋が彼女の病気の進行につれて小さくゆがみ、太陽の光を失っていくのと同じように。
クロエは、肺の中に睡蓮が根付くという奇病におそわれていた。睡蓮が花を咲かせるということは、彼女がこの世から去ることを意味する。その病の治療には花をもってあたる、というのがまた切ない。クロエのベッドの周りにはおびただしい花が並べられる。蘭、薔薇、あじさい、カーネーション、椿、桃、ハタンキョウ、ジャスミン、ヴァニラ、リラ・・・。匂いたつ花々に囲まれながらクロエにできることは、花を買って帰るコランを待つことだけ。生きながらにしてすでに死の準備が整えられつつあることに私たちは気づいて、胸を痛める。
次々にでてくるイメージの連鎖が美しく(例えそれが機械じみたものであっても)、その箇所を読むだけでもこの本を読む価値があると思う。

睡蓮は何色だったのか、それは最後まで書かれていない。鮮やかな色?淡い色?純白?或いは透明?
その答えは、私たちの想像に委ねられている。

Duke EllingtonのMood Indigo。










「クロエ」という女の子の名前はヴィアンが好きだったDuke Ellingtonの「Chloe」から取ったものらしい。You Tubeには落ちてなかったので代わりにこの曲を。

6.15.2009

東京都庭園美術館②


東京都庭園美術館で開催されている「国立エルミタージュ美術館所蔵 エカテリーナ2世の四大デイナーセット ヨーロッパ磁器に見る宮廷晩餐会」を観てきた。帰ってから米原万里の「旅行者の朝食」をふと思い出して、ぱらぱらめくってみる。「キャビアをめぐる虚実」の中にロシア料理とフランス料理の歴史についてこんなことが書いてある。

・ 18世紀を通して、ロシアの支配階級は料理だけでなくサービス方式もフランス風一辺倒だった(フランス式のサービスでは全ての料理がいっぺんに食卓に並べられた)。
・ 1815年にロシアを訪れたフランスきっての名料理人かつ研究者、キャレームがロシア料理を詳細に研究し、伝統的な料理とサービス方式の再発掘に取り組み、それに刺激されて18世紀以前にあった料理とサービスが復活した。彼の後継者達がこの改革をすすめた結果、一皿ずつ料理を提供する古い伝統的なロシア式サービスに取って代わった。
・ 19世紀初めにロシア皇帝の大使としてパリに駐在していたクラーキン大公によってロシアの伝統的な食べ方が紹介され、冷たいものは冷たく、温かいものは温かく、最も美味しい状態で供す、ロシア式スタイルが取り入れられ、現在のフランス料理のコース形式が確立した。

そうだったそうだった。つまり、展示されているセルヴィス(器形、絵付けデザインに統一をもたせた食器セットのこと)でエカテリーナたちが食事を楽しんでいた頃はまだフランス式スタイルだったのだ(どれだけの料理が並べられたのだろう!)。それが、フランス人研究家によってロシア料理の伝統的作法が「発見」されるや、一品づつ提供するというロシア式スタイルのサービスに再び取って代わることとなる。私たちがフランスで生まれたと思っているコース料理も、実はロシアで生まれたものなのだ。
日本にだって同じことがある。金箔がはがれ落ちた結果、「わびさび」を内なる静さによって体現しているかのような仏像は日本で生まれたものではない。インドで生まれた仏教は、中国・朝鮮半島から伝来し、時間をかけて日本の文化に咀嚼されながら、文化の中核に収まっていった。きんぴかの仏像と真っ赤な伽藍は日本というよりは、中国のイメージに近い。元々日本のものではなかったものが、文化の壁を越え、その土地の一部として根付いている。物事のはじまりをひもとくと、あちこちで糸がからみあっているのがわかっておもしろいなぁと思う。

閑話休題・・・!話ずれすぎよね・・・。

今回の展示品の中で好きなものをあげると言われたら・・・?そういう心持で見るのもまた楽しい。

1.嗅ぎ煙草入れ
2.<聖ゲオルギー・セルヴィス>のクリームカップ(蓋にリスの細工がついてかわいい!)
3.<ベルリン・デザート・セルヴィス>の楕円バスケット(フルーツ柄には昔から弱い)

嗅ぎ煙草とは薫りを楽しむ煙草で粉末状になったもの。それを入れる小箱はダイヤモンド・エメラルド・トパーズなどが埋め込まれて、それ自体が小さな宝石のようだった。手におさまるくらいの大きさにも、女子的物欲をくすぐられる。とにかくかわいい!後ろで見ていた誰かが「あのきらきら、携帯みたいだよね」って・・・。それはライン・ストーンだよ・・・。もし、エカテリーナの時代に携帯があったら、間違いなく、自分の肖像をあしらったカメオつき総ダイヤモンド携帯にしてると思うけど!っていうか、多分1個じゃ物足りなくて2、30個くらいは作ったと思う!

庭園美術館の内装もアールデコ建築でとってもクラシックな乙女スポット。
庭のお花を見ながら散策もできます。ちょっと先だけど、来年3月から始まる「建物公開」展覧会にも絶対行きたい!

6.14.2009

東京都庭園美術館①











ねむの木。
咲き終わったあと、花はしぼんで、地面に落ちます。
白いほうきに、見えませんか?

6.11.2009

○○の気になる日

質問です。昨日6月10日は何の日だったでしょう??

「雨漏り点検の日」と答えたあなた、おしい!それは今日、6月11日の記念日です。365日毎日なにかしらの記念日。これからも記念日だけはどんどん増え続けることでしょう。中には記念日を取り合っている日もあります。6月1日なんてこーんなに。

気象記念日、電波の日、景観の日、写真の日。麦茶の日、梅の日、チューインガムの日、氷の日、真珠の日、バッジの日、ねじの日、人権擁護委員の日、TUBEの日。

これらをぜんぶ組み合わせて「6月1日物語」が作れそう。別に組み合わせる必要は全くないですけど。はい、ここで正解を発表します。答えは、「時の記念日」。起源はびっくり「日本書紀」にさかのぼります(遠いなあ)。1920年に制定されたそうで・・・。

とゆうわけで、今日はトケイソウについて。










実はこれ去年の写真。先日トケイソウを見かけたので、写真だけひっぱりだしてみました。トケイソウ。その名の通り、時計に似ているから。これは和名で、江戸時代につけられたそう。学名は Passiflora caerulea。英名は Passion flower。ウィキによると

Passion Flower はキリストの受難(Passion)に由来する。16世紀に原産地に派遣されたイエズス会の宣教師たちがこの花をかつてアッシジの聖フランチェスコ(ブラザー・サン シスター・ムーンで有名?)が夢に見たという「十字架上の花」と信じ、キリスト教の布教に利用したためである。彼らによればこの植物はキリストの受難を象徴する形をしており、花の子房柱は十字架、3つに分裂した雌しべが釘、巻きひげはムチ、副冠は茨の冠、5枚の花弁とガクは合わせて10人の使途、葉は槍などと言われた。

らしい。確かに目に付く花ですよね。美しい、きれい、かわいい、と一言では形容し難い不思議な魅力を持った花に宣教師達も目を奪われたのでしょうか。よくよく見ると、これ、何かに似てるんだよね。何なのよ。まさか僕の頭って言うんじゃないだろうね。この丸さが・・・。そんなこと、ひとっことも言ってないよ。それを言うなら僕も君と同じ髪型じゃないか。ザビエルさんもさ。ほらこれ、イエス様の最期と似ていなくもなくない?これが十字架でこれが釘これはムチでしょ。ここが冠、この枚数・・・10人の使途になる。・・・なくもないかもね、なくもないよ!ひょっとすると、アッシジの聖フランチェスコ様がかつて夢に見たっていう、例の花なんじゃ・・・。あっ、ついでにつけくわえると葉っぱが槍みたいだよ。間違いなく、例の花だ!とうとう見つけたんだ・・・。そうだ、これを使って布教できないかな。身近にある花に例えたらすごく分かりやすいと思うんだ。じゃあ早速名前をつけようよ。僕の名前をとって・・・。ちょっと待って、僕が最初にハッケンしたんだからさ。僕の名前をつけるのが真っ当ってもんでしょ?僕だって槍に似てるってハッケンしたんだから命名権を主張してもいいはずだよ!
Passion Flower なんてどうかな?「受難の花」って響きもスマートだと思うんだけど。いいね・・・。いいよ・・・。ところで君、いつからそこにいたの?

みたいな?「聖☆おにいさん」的妄想炸裂してしまいました。すみません。

最期に、トケイソウについて調べて一番驚いたこと。なんとパッションフルーツもトケイソウ科の仲間だということ!実がなる前はこんな花が咲いてるんですね☆

6.06.2009

広島夢てらす

ついに、、ようやく、、、
新宿南口から徒歩1分(好立地!)にある広島ゆめてらすに行って来 ました。
     
ここ数週間、因島のはっさく大福のことで話題が持ちきりで(私の周囲で)、 買いに行かなきゃと思っていたものの先を越され、(冷蔵庫で冷やしてあるけれど 長時間持ち歩いたせいで中身の白あんが飛び出し坊やな)白い小さな甘さ控えめはっさく大福を埼玉県人にもらってから焦っていたのでした。私、広島県人ですけど、食べたことないし、はっさく大福なんて正直こないだまで知らなかったのですから。っていうか、広島のアンテナショップ、新宿にあるの??  
ってことでそそくさと足を運んだのでした。
     
・・・マニアック!

福山駅の土産物屋より数倍濃ゆい、ちょっと驚きの品揃え。一階入り口では海産物の販売をしていて魚のにおいがぷうんとしてきます。販売しているおじちゃんたちの 会話をこっそり聞いてみましたが間違いようがないほどの広島人の会話術。どうやら数日単位で?イベントをしているよう。ラベルにはどこの市のものかが明記してある ので今まで見たことのなかった福山の商品も発見。2個目を目論んでいたはっさく大福はすでに売り切れ。 牡蠣醤油もダウンタウンDXで紹介されたらしく、売切れとなっていました(ピーコックにもあるけどね。もちろん私の家の流しの下にも)。
2階はというと、工芸品やカープ・サンフレッチェグッズ・酒類・珍味の販売コーナー。 バラのブローチやストラップ、熊野の化粧筆もあります。その中で一番目を引いたのは、でこぼことした窪みと郷愁ただよう雰囲気をかもしだしていた器。手に持った感じはやたら軽い。

「野菜果物 外皮工芸品 特許 ○○○・・・番」 世界初・・・ はっさく・・・工芸品・・・

・・・・はっさくの皮(しばらく気づかなかった)!!!八朔+工芸品は福岡の八朔の馬だけじゃあないんです。なんとお湯もそそげちゃう。ワイングラス型もあります。 この中にはっさくを入れて食べるもよし、もみじ饅頭入れとして活躍させるもよし。何だってウェルカムです。お家やオフィスでエコとはっさくの話に一花咲かせたい皆さんにお薦めの一品です。
悩んだあげく私がゲットしたものはこちら。レモンはハチミツ漬けにして飲む予定。 


広島を発見・堪能できて楽しい時間が過ごせました。ただあと一点欲しいものをあげるならば、ブンカッキーグッズ!ストラップ売ってたら即買いしちゃうのになあ。そもそもグッズ自体の販売がないものね。トリピーグッズが買える鳥取の方がうらやましい(東京のアンテナショップでは売ってないと聞いたけど)。
ところで、夢てらす=夢照らす=you me terrace ?? アナタとワタシのユメがふくらむゆめたうん~~♪というイズミの歌が未だに頭に残っている私にはこうも変換できるのですけど?